2023/02/18-2023/03/03
2023/02/18 土曜日
『優雅な生活が最高の復讐である』カルヴィン・トムキンズ著、青山南訳
『暴力と不平等の人類史: 戦争・革命・崩壊・疫病』ウォルター シャイデル著、鬼澤忍、 塩原通緒訳
『ハッピークラシー――「幸せ」願望に支配される日常』エドガー・カバナス著、エヴァ・イルーズ著、高里ひろ訳
『傷つきやすいアメリカの大学生たち: 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』グレッグ・ルキアノフ+ジョナサン・ハイト著、西川由紀子訳
4冊購入。先日、わが家の蔵書のなかから、もう読むことはない、あるいはkindleで購入しなおしたなどの理由で200冊ほど古書として手放したのだが、また増える。やれやれ。
朝からパソコンに向かっているものの、翻訳はあまり進まず。こういう時は、丁寧にゆっくり進むことを目指そうと思う。ちょっと働き過ぎなのかもしれない。しかし、こんな状況がそう長くは続かないのもわかっている。しばらく書いたが、一時間ほどで頭の中は漆黒の闇。もう寝るしかない。zzz
2023/02/19 日曜日
ダウン(メンタル)。
2023/02/20 月曜日
義父通院日。朝イチの予約なので慌ただしかった。非常に面倒くさいと考えてはいけないと思いつつも、大変面倒だ。なにせ、後期高齢者は身支度からして時間がかかる。イライラ待つのは気の毒だから、いつも早めに行って、「私、コーヒー飲んで待ってますから」と言い、ゆったりと待つことにしている。
義父を病院に連れて行き(認知症の義母を一人にしておけないので、義母も一緒に連れて行き)、実家に送り届け、急いで自宅に戻って仕事開始。この時点ですでに昼。普段、昼から午後3時ぐらいまではあまり仕事が捗らない時間帯で、いつもだったら短時間の掃除に切り替えたり、思い切って買い物に出たりするのだが、今日は仕方がない。なんとか作業をする。
仕事場のリビングに西日が差し込む時間帯、かなり情緒不安定になる。特に冬場はそうで、これは中学生のときのトラウマによる。14歳ぐらいのとき、混雑したバスの一番後ろの席に座っていたのだが、背後の窓からめちゃ強い日差しが入り続け、とても不快だった。なにが不快だったのかはよくわからないが、母は「普通、暖かくてうれしくない?」みたいなことを言っていた。家に帰ってセーラー服を脱ぎ散らかして憤慨したのを覚えている。意味わからん青春。
仕事をなんとか片づけ、夕方から、ドキュメンタリーを観る。
happy face serial killerことキース・ハンターの実の娘で作家のメリッサ・ムーア(『Shattered Silence』(2003)という著書がある。最近TiikTokで彼女の投稿とその存在が有名になって、年明けにペーパーバックになった)が出演するドキュメンタリーがあると小耳に挟んだので、休憩中に探したらすぐに見つかった。『モンスター・イン・ファミリー』。それもアマゾンプライムで配信中。それはちょっと見ないわけにはいかないねと思い、夕食の準備をしながら、キッチンに設置したiPad miniでエピソード1を視聴。シリアルキラーの娘というだけでも辛い運命を背負っているのに、被害者遺族の救済のために、加害者の子として謝罪に赴くっていうのは、相当の勇気が必要だと思う。そんなこんなでフルエピソード視聴(ouch)。
夜遅くになって焦って翻訳作業再開。気がついたら10日後に太田出版藤澤さんから依頼の翻訳書の初校締め切りだ。月末に出しますと彼女に豪語したので、出さなくてはならない。どうしたらいい。まだ全然進んでいない。
2023/02/21 火曜日
またもや大雪! 雪が降ると多くのことが許されるような気がする。電車が止まれば学校が休みになるし、急ぎではない用事だったら「今日は大雪だからね〜」などと言って延期したってあまり叱られずに済む。しかし、締め切りだけはダメだ。
最近、自分のキャパシティより多くの仕事を請け負ってしまっているような気がしてならない。春になったらイベントなんかもあるし、私、大丈夫かなと、ふと思う。メンタルがどんどん暗黒面に引きずられていくような気がしているんだけど、でも、一晩寝ると、かなり復活する。それは大変いいことなんだけど、そんなに簡単に復活するなよとも思う(自分に)。すぐ復活してくるやん? いいことだけどさ。
しかし、受信したことに気づいていないメールが増えてきているのはどうにかせねばならない。今日も三通見つけた。イベントの件、献本のお知らせ、そしてなんと翻訳のご依頼ではないか! どれだけ見過ごしているのだ!
2023/02/22 水曜日
雪が溶けかけている。月末までに出しますよと豪語した太田出版藤澤さんとの一冊の作業を静かに再スタート。途中、亜紀書房の内籐さんから連絡があり、『消えた冒険家 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅣ)』(3/11日発売)が校了したとのことだった。3月は朝日新聞出版からも一冊出るので(連載の書籍化で『ふたご母戦記』)、祭りのような状態だ。こんな状況でいつまで仕事が出来るのだろう。そう長くは無理だな。そろそろゆっくりしたい……と思いながらも、今日も翻訳の依頼を受けてしまった(テヘヘ)。もうダメだ。これこそまさに墓穴。
太田出版の一冊、なかなか面白い。数時間訳していたら、どんどん調子があがってきて、全体の20%あたりまで訳した。月末まであと8日あるから楽勝かもしれないと思っていたら、2月は28日までだった(あと6日じゃん)。どうしよう。今日からますます忙しくなってしまう。まだ米も炊けていないというのに。しかし俺ならできる。
2023/02/23 木曜日
朝、カータンの新刊『お母さんは認知症、お父さんは老人ホーム 介護ど真ん中! 親のトリセツ』(KADOKAWA)が担当編集者さんより届く。前作『健康以下、介護未満 親のトリセツ』(KADOKAWA)がとてもよかったので本作もきっと……と思い読み始めたら、エピローグで涙が止まらない。親の介護は大きな決断をしなければならない局面が多々あって、誰がそれをやるか、誰とやるかで、介護の景色は大きく変わる。すべてを明るく描くカータンだけれど、どれほど涙を流したのだろう。
この年齢になってよかったのは、誰の人生にもそれぞれ大きな悲しみや苦労があるということを理解し、そしてそれに共感できるようになったことだ。私は苦難を明るく乗り切るカータンのパワーが大好き。
2023/02/24 金曜日
本を読みたくて仕方がないのに、仕事が詰まっていてその時間も取ることができない。本末転倒ではないかと思いつつも、隙間時間を見つけてなんとか本を読む。小説をたくさん読みたい気分。若いとき、面白い小説を読んでいたら時間を忘れ、ふと気づくとワンルームマンションの窓から夕日が差していて、とても寂しくなったことがあったなあ。あの頃の、読めば時間を忘れるほど没頭するあの感じ、最近、あまりない。これは間違いなく加齢が原因。感情の起伏も加齢で変化する。
今日は朝から調子がよくて、太田出版藤澤さんから依頼の一冊を休むことなく延々と訳していたら、昼過ぎになっていた。かなり進んだと思う。センセーショナルな内容で、出版されたら騒ぎになるんじゃないのかしら、これは! などと思いながら作業。とにかくスイスイ進んで、気分爽快。このペースになってくると、後は順調だ。夜になっても翻訳をしようという気持ちが途切れず、どんどん訳した。頭に浮かぶ文章に、指(タイピング)が追いつかない。たぶん今日は夜中までやると思う。
夫が明日から長期休暇で家にいるので、いろいろと楽だ(ハリーの世話と高齢者介護を分担できる)。今日の夕ご飯はピザ。薄い生地を買ってきて、生ハムとたっぷりの野菜で作った。美味。これを書き終えたら、もう少しだけ翻訳をしてから寝よう。
2023/02/25 土曜日
お昼頃、スーパーで買い物をして駐車場を出ようとしたら、部活帰りの次男とその友達A君にバッタリ出会った。A君は小学校からの同級生で、なんだか不思議な気分。二人とも大人に見える。A君のお母さんとは、あまり会わないのでめったに話をしないけれども、実は大変感謝していることがある。
私が心臓弁膜症で倒れて入院した際に開かれた子供会の会長選出の集まりで、役員から呼び出された夫が、奥さんの病名を参加者全員に説明してください(そうしないと来年度の会長候補のメンバーに入れる)と言われたとき、唯一、同情してくれた人だからだ。あの時はありがとうございました。子供会は死ぬほど嫌いです。
話を戻すと、ばったり出会った次男とその友達A君。夫の実家に行こうと思っていたので、これは大チャンスと次男を拾い、一緒に実家へ。到着すると人当たりのいい次男は、明るく義母に挨拶したが、義母はいまいちわかっていない様子。あなたはどなたさまでしたっけ……という表情だったが、次男も慣れたもので、「俺っす、孫っす」みたいに説明して、さっさと実家内に入っていった。すると、義父がいない。義母曰く、朝から寝込んでいるということで、義父思いの次男が寝室に行き、声をかけた。義父は死んだふり(当社比)をしていた。死んだふりに慣れていない次男はたいそう驚いたようで、表情が固まっていた。すると義母が小さな声で「わざとやで……」と言うではないか。ハハハ。やっぱり義母もわかるよね。まじめんどくさいね。
実家を出て、次男がラーメン屋に行こうと言うので、つきあった。行きつけらしい。これがうまい、こっちのトッピングがいいなどなど、教えてもらって注文。「かあさん、全部食べられるやん! びっくりした!」と言っていた。家系ラーメンに行き、数日胃の調子が悪かったのを覚えていたようだ。今度は長男も連れてこようと言い合って帰宅。車中で思ったが、次男は私と話し方がよく似ている。話題の展開が大変よく似ている。怖いくらい、よく似ている。
2023/02/26 日曜日
今日は久しぶりに家族で外食の日。肉を食べたいということで、覚悟を決めて店を選んだ(高校生二人が肉を食べると費用がかさむ)。私は家で留守番させているハリーが気がかりだったのだが、息子たちと夫はたいそう楽しそうで、やっぱりたまには家族でご飯を食べに外出するのっていいよな~と思った。そして気づいたのだが、店長はたぶん元ボクサーだ。
家に戻って夫に、あの無口だけど優しそうな店長はたぶん元ボクサーだねと言ったら、俺もそう思ったと言っていた。間違いない。あの体格、冬なのに半袖(細マッチョなのでフレンチスリーブみたいになっている)、襟足(マレット)。酔っ払いが万が一暴れたら秒でカウンターを飛び越えてくるポテンシャルがあるように見えた。それにしても、自分以外の誰かが作ってくれた夕食は大変美味しかった。32,000円。高校生怖い。
2023/02/27 月曜日
そういえば、10 代の頃は、「泣きすぎて翌朝両目が腫れて恥ずかしい」ということが頻繁にあったような気がする。なぜあんなに泣いていたのか。私だけではなくて、私の周りの友達も、翌朝に両目が腫れないように泣く方法を模索していた。あれは一体なんだったのだろう。なぜあんなにも泣くトピックがあったのだろう。そして万が一、まぶたが腫れてしまったとしたら、一刻も早く腫れが引くように努力をしていたと思う。ヘアスプレー缶を振って表面温度を下げて、まぶたの上に当てるとか。腫れは温めるんじゃなくて、冷やすんだよとか。そんなことがmc Sister(月刊誌)に載っていたような気がする。ちなみに私はmc Sisterは買ったことがあまりなくて、宝島ばかり買っていた。
連載の8000ワードの締め切りと書籍翻訳の締め切りが明日に迫っている。それなのに、何も頭に浮かんで来ない。今月はまずいことになりそうだ。
2023/02/28 火曜日
急に春めいてきたが、山の雪はまだ溶けてはいない。先週ぐらいから登山客やスキー客がぐっと増えたような気がする。駅からスキー場までのバスがスキーヤーたちで満席になっている。暗くなってくると夜釣りの人たちの車でいっぱいだ。極寒の琵琶湖で何を釣っているのかはわからないが、ワカサギかなにかだろうか?
そういえば昔ママ友が唐突に「琵琶湖に釣りに行かへん?」と誘ってくれたので、「何を釣るの?」と聞いたら、「小鮎(琵琶湖にだけ生息する小型の鮎)。天ぷらにすんねん」と言っていた。夕食のおかずを釣りに行こうという誘いだった。この人は「野生のクレソン取りに行かへん?」とか、いろいろと誘ってくれる。この人以外にも、玉葱を抜きに来ないか? とか、新米があるが欲しいか? とか、本当にいろいろなお誘いがある。
今日は朝から太田出版藤澤さんから依頼の一冊をどんどん訳した。結構なスピードで作業は進み、あと3割ぐらいのところまできた。初稿が出来上がれば、次は訳文を磨きにかける作業だ。別の担当本も平行して作業しやすくなるので、とにかく、目の前にある仕事をきちんと処理していくことが肝心なんだよね。小さなことからコツコツとっていうのはほんまですね。エッセイは……翻訳の方に文字を奪われ、まったく何も思い浮かばなくなってしまった。たぶん、毎月の許容文字数みたいなものが私にはあって、今月はすでにそれを超えている。でも、突然スイッチが入ることが多々あるのでそれを待っている。
2023/03/01 水曜日
春めいてきたかなと思ったものの、一転、今日は真冬に戻ったかのような寒さ。風も強い。
毎月やってくる8000字(原稿用紙20枚分)の連載原稿を入稿する日だ(実質、一日遅れているのだが)。集英社よみタイの『義母と実母』の原稿なんだけど、これが毎月、なかなかどうして大変だ。エッセイっていったら、今まででも最長で4000字ぐらいだったわけで、完全に異次元の長さ。今日は朝早くになんとなく書きはじめて、11時ぐらいで残り2000字になってピタリと手が止まってしまった。
原稿が書けなくなったら(ピタリと止まってしまったら)実はやることがある。これをやると必ず最後まで書ける。私だけなのかもしれないが、いままで裏切られたことはない。確実に書ける。絶対に書ける。この方法については、今まで一度も、どこにも書いたことはない。私の秘密だからだ。
家のなかでできる。
24時間いつでもできる。
道具はひとつだけ。
Amazonで買える。
所要時間30分。
秘密だけど。
2023/03/02 木曜日
朝日新聞出版の日吉さんから、どかっと色紙が届く。滋賀県以外にお住まいの方にとってはよくわからない状況だと思うのだが、滋賀人だったら誰もが知る平和堂(スーパーマーケット)の、グループ企業である平和書店22店舗向けに書くものだ。
色紙サンプルには書名(『ふたご母戦記』)と「よろしくお願いします!」という文言があって、これはたぶん担当編集者の日吉さんが書いてくれたもの。色紙にはだいたい「#琵琶湖しか勝たん」と書いている私は、私は……大人しく日吉さんが書いてくれたものを真似ることにした。
しかしありがたいことだ。滋賀県内の書店に(それも22店舗)色紙を置いて頂けるなんて。ママ友は「一日店長とかやらせてもろたら?」と言っていた。想像したら怖いやろ。そんな恐ろしいことが起きては困る。
午後、太田出版藤澤さんから依頼の『〇〇〇〇』をドカドカと訳す。タイトルはまだ明かすことができない。残りあと少しというところまできたので、エンジンがかかっている。タイトルがすごいことになっているが、内容もすごいことになっている。いま、アメリカで相当売れていて話題になっているそうなので、発売が楽しみである。売れるといいけどなあと考えていたら、亜紀書房の内籐さんから電話が来て、「ハァハァ、僕、いま山なんですけどね……『消えた冒険家』の見本が出ました。それから例の一冊、あがりはいつになりますかね?」ということだった。
一冊が終わり、次の一冊のお話である。内籐さんは不思議な人だ。4月エンドか5月頭にはあがりますと答えた。俺ならできる。
夜、大和書房鈴木さんから依頼のThe real-time murder clubsの翻訳を再スタートさせる。『〇〇〇〇』からの殺人鬼にまつわるショートストーリー。私の人生は平凡だけれど、訳している内容は激しいものが多い。
2023/03/03 金曜日
『消えた冒険家』(亜紀書房)の見本が届く。亜紀書房の担当編集者内籐さんは「いい本に出来上がりましたよね〜」と連絡をくれた。いや本当に、内籐さんのおかげです。
しかし、この一冊はとても気に入っている。気に入っているというか、原書が私の好みのど真ん中というか、しみじみと、良い本だった。胸を引き裂かれるような思いで訳したし、きっと一生忘れることができない。著者と一緒に希望を抱き、喜び、そして悔しい思いもたくさんした。多くの人に著者ローマン・ダイアルと息子コーディーのことを知ってほしいと思う。それにしても家族が行方不明になるというのは、悪夢以外のなにものでもない。
午後になって朝日新聞出版日吉さんから着電。今月末に行われる、新刊『ふたご母戦記』の大プロモーション計画についての話だった。前代未聞のプロモーションになる予感がしている。大事件すぎてここに書きたくてたまらないのだが、先方の許可を得ていない今の段階では書けない。許可を得たら思い切り書きたい。できれば写真付きで。
滋賀県在住の主婦からすると驚愕の話なのだが、琵琶湖女子会グループチャットでそっと打ち明けたら「それは前代未聞だ」と驚かれた。私自身も驚いているが、当日は東京から遠路はるばる滋賀までやってくる担当の日吉さんと頑張ってこようと思う。
夕方、相続財産管理人である弁護士さんから着電。超絶明るく、超絶早口の方で、私も超絶早口なので、超絶と超絶がぶつかりあい、そこに宇宙が広がった。
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第1回2023/01/19-2023/02/02
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第2回2023/02/03-2023/02/17
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第3回2023/02/18-2023/03/03
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第4回2023/03/04-2023/3/17
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第5回2023/03/18-2023/03/31
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第6回2023/04/01-2023/04/16
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第7回2023/04/17-2023/05/08
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第8回2023/05/09-2023/05/21
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第9回2023/05/22-2023/06/01
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第10回2023/06/07-2023/06/16
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第11回2023/06/17-2023/06/30
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第12回2023/07/01-2023/07/14
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第13回2023/07/15-2023/07/28
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第14回2023/07/29-2023/08/11
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第15回2023/08/12-2023/08/25
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第16回2023/08/26-2023/09/08
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第17回2023/09/09-2023/09/22
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第18回2023/9/23-2023/10/06
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第19回2023/10/07-2023/10/20
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第20回2023/10/21-2023/11/03
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第21回2023/11/04-2023/11/17
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第22回2023/11/18-2023/12/01
翻訳家、エッセイスト。1970年静岡県生まれ。琵琶湖畔に、夫、双子の息子、ラブラドール・レトリーバーのハリーとともに暮らしながら、雑誌、ウェブ、新聞などに寄稿。
主な著書に『兄の終い』『全員悪人』『いらねえけどありがとう いつも何かに追われ、誰かのためにへとへとの私たちが救われる技術
』(CCCメディアハウス)、『犬ニモマケズ』『犬(きみ)がいるから』『ハリー、大きな幸せ』『家族』(亜紀書房)、『村井さんちの生活』(新潮社)、 『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き』(KADOKAWA)、『ブッシュ妄言録』(二見書房)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)など。
主な訳書に『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』『ゼロからトースターを作ってみた結果』『黄金州の殺人鬼』『メイドの手帖 最低賃金でトイレを掃除し「書くこと」で自らを救ったシングルマザーの物語』『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』『捕食者 全米を震撼させた、待ち伏せする連続殺人鬼』など。